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スピーカー選び・取付方法[speaker]

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スピーカーとはなんぞや

スピーカーとはなんぞやということなのですが、まぁ、音が出るものですね。
古くは・・・・・なんていうスピーカーの歴史については、図書館などにいくと辞書くらい分厚い本をたくさんかいてくださっている先生方がいますのでそちらを参照してください。

カーオーディオにおいてスピーカーとはツイーターであり、ドアミッド(ウーファー)であり、サブウーファーです。
(ここからツイーター(Tweeter)については「TW」と略し、ミッドレンジ(Mid-range、midrange)ウーファー(woofer)については「MID」と略し、サブウーファー(Subwoofer)については「SW」と略すことにします。
細かい説明はwikiでも読んでください。

カーオーディオにおいてスピーカーとは「音色」を選ぶものです。
メーカーとしてこういう方向性というのがある程度ありながら、且つ、価格帯によって好き嫌いが変わってしまいます。

例えばカロッツェリアには、RSシリーズというフラッグシップがあります。豊かな高域と、決め細やかな音で、美しい音色を奏でます。しかしながら最低ランクのスピーカーは高域がギンギラギンで劈くような下品な音を出してくれます。
googleで検索するとさまざまなクチコミがあります。それらは、例えば工作員によって書かれたものであったり、まともな使い方もしらないアホが書いたものかもしれないし、私のような自分勝手な意見ばかり書いた人の意見かもしれないし、自分とレベルの合わないような格上の人がしっかりきっちり書いたものかもしれません。はっきりいって参考に値しません。話半分に聞いておいて、視聴するのが一番いいです。百聞は一見にしかずなんていいますが、オーディオにおいては百クチコミは一視聴にしかずなのです。

で、TW,MID,SWをそれぞれ選ぶにあたって、正直言ってあまり難しいことを考える必要はありません。
各メーカーからそういった商品が展開されていますので、
「自分の予算で買える商品価格帯」で「どのメーカーが好きか」くらい選んで、あとはそのメーカーを選んだ自分の耳を信じましょう。

そのためにはまず音を聞かなければならないのですが、いっきょに沢山のメーカーを聞くには「スーパーオートバックス」がよいと思われます。
私ととこの近所のSAB(SuperAutoBacks)にはたいしたスピーカーはないのですが、白河店などにはカロアルパはもちろん、RF、KICKER、MTX、JLなど沢山の種類がありました。ブースも何箇所にも分かれていて、視聴し放題でした。オイル交換でもしておいて視聴しまくって、帰りに芳香剤でも買えばいいでしょう。うん。

カーオーディオメーカーごとの音の傾向と選び方

カーオーディオメーカーごとの音の傾向と選び方ですが、正直さほど悩みこむことはありません。
初心者ですから、とりあえず前の[システム設計]のページでおすすめした、デジアナ2.1chをトータル10万円以内を目安に選んでみましょう。

TWとMIDとパッスブネットワークがセットになった、「2WAYセパレートフロントスピーカー」で3万。
アンプで4万。アンプは次のアンプのページで詳しく書きます。
サブウーファーで3万といったところでしょうか。

この価格帯でおすすめできるメーカーは、
国産なら、カロッツェリア、アルパイン。
インポートなら、ROCKFORD、KICKER、JBL。
これだけで十分です。

他は音が偏っていたり、価格的に微妙だったり、いろいろ考えることはありますが、初心者である以上、「一般的であること」が見逃せません。

一般的であれば、それこそネットで質問してみて回答もらったりできますから。

フロントスピーカーおすすめメーカー商品

カロッツェリア(carrozzeria)
TS-Cシリーズ(実勢21,000円前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]
TS-Vシリーズ(実勢45,000円前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]

カロッツェリアは国内最大手カーオーディオメーカー。一番売れているメーカーだけあって、商品のコストパフォーマンスはよい。
スピーカーにおいては、TS-C未満のクラスはTWの音がかなり強調され、ボーカルの音が聞き取りやすいが、シンバルなどの音が嫌だという意見も多い。POPやROCKを目指しているのだと思う。
TS-CのモデルになるとTWとMIDのバランスがよくなってきているが、MIDからはズーンとかドムンといった低域は期待できず、タンタンくらいまでの音しかだせない。サブウーファーが必須である。
TS-Vになると一転。表現が豊かになり、やわらかなサウンドになる。「綺麗な音」と認識できると思う。
その上にはTS-Rがあるが、TWのみで10万、MIDのみで10万、SWのみで10万と、私には検討することすら不可能なのでよくわからず。
ちなみに、TS-Vは、アルパインのDDXと並び、内蔵アンプで鳴らすなら最強だと思っていい。もちろん外部アンプで駆動するのと比べて本来の能力を使い切っていないのは間違いないが、これ以上上のランクだと外部アンプが”必須”になるため、内蔵アンプ鳴らしならここまででやめといたほうがいい。

アルパイン(alpine)
DDLシリーズ(実勢21,000円前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]
DLXシリーズ(実勢45,000円前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]

アルパインもカロッツェリアと並び、国内大手のカーオーディオメーカー。カロッツェリアほどは製品に幅はないものの、必要なラインナップは網羅してある。
派手なカロッツェリアの音と比較すると、おとなしいと感じるサウンド。しかしながら綺麗な音であり、しっとりと聞かせるサウンドは、女性ボーカル物が得意である。
また、外部アンプなどをかましてハイパワーに駆動すると、ガツガツしたアメリカンなサウンドになり支持する人は多い。POPやROCKもいいが、女性ボーカルメインの曲や、バラード、HIPHOPなどにも適している。
スピーカーにおいては、特筆すべきなのは、DDLと、DDX。入門にはDDLでよいが、メーカーのフラッグシップであるDDXは非常によいスピーカーである。

上のカロッツェリアの項でも書いたが、DDXは内蔵アンプ鳴らし最高峰だと思っていい。

ロックフォードフォスゲート(rockfordfosgate)
T1652S(実勢25,000円前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]

ロックフォードフォスゲート(rockfordfosgate)は、アメリカのメーカーであり、音の特徴としては「明るく弾むようなパンチのあるサウンド」です。
アメリカでは、MTXとRFの勢力が強く、MTXは日本に正規輸入店がないため、RFだけがハバを効かせる状態になっている。
RFにはスピーカーが何種類か設定があるが、フラッグシップのT1652S(RFはTが最上級で、その下にPがある、1652Sは16.5cmのセパレートの意味)が、3万円でお釣りがきてしまう価格設定なので、もはやこれしか選択肢がないといっても過言ではない。
アンプにあまりパワーを求めないので、外部アンプでさえあれば、そこそこなってくれるのもうれしい。

2010年モデルから廉価なプライムシリーズが発売され、R1652sあたりは2WAYセパレートで1万円を切ってきており、プライムシリーズのアンプも4chで2万円とかなり衝撃的な値段設定であったことも書いておこうと思う。

キッカー(KICKER)
QSシリーズ(実勢42,000前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]

日本のカロとアルパの音の関係と、RFとKICKERの音の関係が良く似ている。
明るく弾むようなRFに比べて、KICKERは「メリハリのある図太いサウンド」を奏でる。
音圧メーカーとして認識されているが、音圧だけでなく、音質もすばらしい。但し、MIDの駆動にかなりパワーがいるのでアンプを選ぶ必要がある。
このQSシリーズは定価10万円を超えるスピーカーである。正規輸入代理店で8万円程度で販売されているが、ダウンローなどの並行輸入店では4万円強で販売されており、かなりお買い得であることは間違いない。

ジェービーエル(JBL)
JBL C608gti(実勢35,000前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]
JBL P660C(実勢22,000前後)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]

日本国内ではホームオーディオとして有名なJBL。カーオーディオもつくっています。
ライトなRFの音、重圧なKICKERの音、それに比べJBLはナチュラルなサウンドである。
C608gtiも、正規輸入だと7万円程度で販売されているが、並行輸入では35,000円程度で販売されており、お買い得感が高いアイテムである。
ただし、KICKERのQS同様MIDの駆動にパワーを求められるので、ヘッドユニット内蔵アンプなどで鳴らすと泣くことになる。
P660Cまでなら内蔵アンプでも駆動できるかもしれない。

ほかにも優秀なメーカー(例えばJLとかphassとかa/d/sとかORIONとかFocalとかDiamondとかHertzとか、、、)もあるけど、とりあえずRF、KICEKR、JBLから選んで鳴らし、きっちりならせる腕と、それを聞き分ける耳が育ってから、その他のメーカーに行ってもよいと思われます。
ヘッドユニット内蔵アンプで駆動するなら、カロかアルパイン、外部アンプが使えるならT1652SやP660C、いい外部アンプが使えるならKICKERのQSをオススメしたい。


フロントスピーカー取付方法

とりあえず内装をはがさなくてはなりません。
とはいえ、車種年代によってさまざまですので、たった1車種の説明をしたところでなんの意味もありません。
ということで、「調べ方」をご説明します。

まず重要なのがgoogle先生。もうね、何でも知ってますよこの先生は。
続いて、「車種 内装 はずし方」などと検索する。いっぱいHITする。

例えば、「fit 内装 はずし方」と検索してみました。
いじれ!Fit:オーディオパネル脱着
【みんカラ】 ナビ取付|フィット/ホンダ|整備手帳|兄ぃやん - 車 ...
【みんカラ】 オーディオデッキの外し方 ②|フィット/ホンダ|整備 ...
フィットのフロントパネル(オーディオパネル)の外し方 - Goo知恵袋
フィットのオーディオパネル取り外し方法について | OKWave

とまぁでてくるわでてくるわ。様々なサイトにあるし、いろんなところで質問されてるし、最新車種からオールドカーまでとにかくみんなネットにUPしたくてしょうがないんですね。助かります。ありがとう。
その中でも、特に【みんカラ】がいいですね。「みんカラ fit ドア 内張り はずし」とか、、
【みんカラ】の「整備手帳」は、写真入の詳しい説明をしてくれている場合が非常に多く、数も質もTOPクラスのポータルサイトです。なにかわからないことがあったらここで調べるといいです。

ハイ終了といいたいのですが、コレじゃアレなので。。

あらかじめ用意するものですが、
・内装はがし
・プラスマイナスドライバ
・軍手   もしくは絆創膏(笑)
 なぜかわかりませんが慣れるまで手がズタズタになりますw

それから、どうせ内装をはずすならデッドニングも一緒にできると効率がいいのですが、まぁ、1つづつ作業すると、なにがどうかわっていくのか理解できるという利点もあるし、とりあえずは初心者であるなら、スピーカーだけ交換してみるといいと思います。
また車種によっては「バッフルボード」がないとスピーカーが交換できない車種もあるのでご注意を。
バッフルボードは、アルパインやエーモンなどから発売されており、量販店で購入または取り寄せ可能です。ご自身の車種に”必要”なのか”あったほうがいい”のかをあらかじめgoogleで検索して調べておくといいです。 また、「必要」なのに、「車種用バッフルボード」の設定がない場合がありますので、その場合は「汎用バッフルボード」を使うか、「MDFという素材で自作」することになります。
製作に関してもgoogleで検索すればOKですが、流れとしては
・内張り(内装)をはずす。
・純正スピーカーをはずす。
・車種用バッフルボードを思い出しながら、白紙に設計図を書く。
・設計図を持ってホームセンターへGO!
・必要なだけMDFを購入。また、板圧+10mmくらいのM4ボルトとナット、スピーカー取付用取付ビス(板圧-5mm)くらいも購入。
・製図室みたいなとこで、MDFを設計図どおりに切り出してもらう。(やってくれないお店もあるので注意、近場で見つからない場合はネットで買うのが正解、「インナーバッフル製作通販」などで検索するとよい)
(アルパインやエーモンや汎用バッフルはペアで3000円くらい、自作だと1000円もあればできる、プロに頼むとペアで1万円くらいか)
・バッフルをボルトとナットでしっかりと取り付ける。※取付強度がものすごく重要です!!※
・スピーカーを取り付ける。(最初はビスでいいですが、なんども取り外しすると緩むので、いづれ「鬼目ナット」を使うようにググっておきましょう。)
・内装をもどす。
・以上


バッフルなのですが、慣れていればそれこそちょちょっと10分で作れてしまうようなものです。ですが、初めて「製作」することで、予算を抑えることよりも、「失敗するリスクがある」ということのほうが問題だと思います。たとえば防水がうまくできず腐ったり、スピーカー面の凹凸があって音漏れしたり、、、
ですので、まずはじめは「エーモンのバッフル」でよいと思います。
詳しい制作方法は、さらに上を目指して音質向上で紹介したいと思います。

サブウーファーおすすめメーカー商品

サブウーファーの選択方法であるが、日本にはサブウーファーを鳴らす文化もないし、作る技術もないし、仮に作っても需要もありません。
あるのは、アンプ内蔵型と呼ばれる、小型のサブウーファーばかりで、オーディオシステムを根底から考えると、まったくいらないものとなります。
このアンプ内蔵型は、オーディオに興味がない人に、「手軽だよー」とにじり寄りだまして売るために開発されたとしか思えません。

例えば、パイオニア(カロの会社)や、ケンウッドなどですが、北米にはすんごいサブウーファーを作って売ってるんです。でも日本にはありません。
参照:http://www.pioneerelectronics.com/PUSA/Car/Subwoofers
参照:http://www.kenwoodusa.com/UserFiles/Media/Common/2010-Amplifiers/index.html
[クリックで別ウィンドウが開きます。]
ということで、日本製を選択する必要はないと考えてください。

ロックフォード(rockford)
P3シリーズ(実勢15,000円)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]
T1シリーズ(実勢28,000円)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]
とにかく安い商品から、一流のサウンドを奏でる商品まで、幅広い商品を持つROCKFORD。
そんななかで、コストパフォーマンスのすぐれた商品はこれ。
とはいえ、有名ショップでもこのT1をデモカーに使うケースもあり、けっして「安いだけ」ではない。かなり良品である。
P3については、どんなに安いサブウーファーでもまともなものなら1万円くらい。じゃぁ、もうちょっとだしていいものに使用という手である。かけそばではなくたぬきそばにした感じ。
キッカー(KICKER)
CVR12(実勢10,000円)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]
ソロバリックシリーズ S10L7/S12L7(実勢25,000円)[クリックで楽天ショップ内の最安値商品を別ウィンドウで表示します]
「メリハリのある図太いサウンド」で有名なKICKERからはこの2種類。
CVRは入門機です。たぶん、1万円で購入できるモデルでは、全メーカー通して一番いいと思う。
フラッグシップであるソロバリックシリーズからはS10L7とS12L7を。正規輸入代理店だと6万円くらいはするが、平行品だと3万円以内で購入可能。
音を例えるなら、ドムン!という低音ではなく、ガッ!というキレのあるサウンド。「これが好き」という人には、もうコレしか選択肢がないと言わしめるサブウーファーである。
なお、2000年前後のモデルになるが、丸型のソロバリックというものがあった。これは2011年時点でも「状態がいいならほしい!」という人が多い名機である。2010年に新シリーズとして復刻したが音は聞いたことがない。


「まず最初のサブウーファー」はこの辺でいいと思います。他メーカーだと、ImagedynamicsのIDQや、ORIONのHCCAあたりが特徴があって面白いですが、たぶん初心者ではその”差”を表現できないだろうから、CVR12あたりでいいんじゃないかなと思います。

サブウーファーBOX製作・購入

サブウーファーの取り付けは、「場所」がネックです。
たとえば、セダンの車。トランクしかスペースがないわけですよね。いくらいいユニットをつかっても、トランクでもごもごこもった音になるのは目に見えている。例えば、テレビのある部屋から隣の部屋にスピーカーを置いて臨場感がないとかいう感じです。もうね無理。せめてトランクスルーがあればいいけど、トランクスルーがなくそこにガソリンタンクがある車種とかもうね、完璧無理。
それから、極端に取付スペースがない車。もうね、はっきりいって大きなサブウーファーを取り付けること自体無理なわけですよ。
こういう場合は、「アンプ内蔵型サブウーファー」を助手席下に置くとか、「省スペースのウーファーBOXを自作する」かしかないんです。
この手の「チューンナップサブウーファー」は大音量は期待できませんので、MIDの下の帯域を補足する程度に使ってください。決してバンバン鳴らしたり、高音質だったりするわけではありません。


さて、ここからが本題ですが、、、
買いましょう。ウーファーBOX。
確かに製作はさほど難しくありません。それに作ったほうが汎用品よりもいいものがつくれる可能性もあります。しかしここは初心者。機材購入や、スキル不足による失敗などをしないよう、まずは購入すべきだと思います。
例えばこの辺[ROCKFORD サブウーファー+BOXセット]
それからこの辺とか[HERTZ(ハーツ) EBX 200.4 20cmサブウーファーボックス]

または、ショップメイド汎用サブウーファーBOXなんかでもいいと思います。ショップでBOXとサブウーファーユニットを同時購入すれば組み込みもやってくれるお店がありますから相談してみてください。

この辺の、「市販のBOX」をつかい、さくっと綺麗にインストールして、さっさと音を出しましょう。
固定方法についても、「まださほどこだわる領域ではない」ので、マジックテープを底面にはって動かないようにしたり、バンドをつかって動かないように固定したり、その程度で十分です。



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